生前にお墓を建てる大きなメリットとは?今から考える未来の準備

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「死」というものは私たち人間にとって避けられない運命です。その時を迎える前に、未来を見据え、自分のお墓を建てることについて考えたことはありますか?

今回は、生前に自分のお墓を建てることの意味やメリットについてご説明していきます。

なぜ生前にお墓を建てるの?

生前にお墓を購入する方は数多くいます。従来は亡くなった後に故人の家族や親族が手配するものとされていたお墓の選び方も、時代とともに変わりつつあります。なぜこのような動きが加速しているのでしょうか。その背景には生前にお墓を建てることのメリットがあるからです。

1 自分の最後を自分で決める

生前にお墓を建てることは、自分の最期を自分で決めることができます。どのような墓石やデザインを望むか、また誰と共に埋葬されるかを考え、家族や遺族にその負担をかけないようにすることができます。お墓の形や大きさといったデザイン、建てる場所など、自分の考えに合わせて計画することで、お墓に込められる意味やストーリーを自ら作っていくことができます。

2 遺族の負担を軽減する

生前お墓を建てることは、遺族にとっても負担を軽減する方法といえます。中でも、喪主としての責任や葬儀の準備は、精神的にも肉体的にも大きな負担となります。この中で、お墓の手配は非常に時間と労力を要するものです。お墓の種類にもよりますが、一からお墓を建てるとなると、石の種類を選んだりデザインを決めたり、石材の加工や工事期間を考えると数カ月かかることもあります。生前にお墓を用意しておくことで、こうした時間と労力の負担を大きく軽減することができます。

3 精神的な安心感を得られる

自分の最期がどのようになるかを考え、それを計画しておくことは、精神的な安心感をもたらします。死に対する不安や恐れは、誰にでもあるものですが、生前にお墓を用意しておくことで、自分の最期についての計画や希望を明確にすることができます。そのため、これから迎える避けられない死というものに対する不安が減少し、精神的な安心感が得られます。

死は誰も避けられない存在ですが、その事実をどう捉え、どう向き合うかは、個人の死生観によって大きく変わります。お墓の準備を通じて、私たちは死という現実と直接向き合うことになります。その結果、人生の有限性を受け入れ、その中でどのように生きるべきか、何が本当に大切なのかという価値観を再確認する機会を手に入れることができます。人生をより意味深く、充実させるための大切なステップになるでしょう。

生前の建墓は縁起がいいこと

近年、後継者の問題や、子供に負担をかけたくないという方が生前にお墓を建てることが多くなっています。

お墓に朱色で名前や戒名を彫刻しているのを見たことのある方もいるのではないでしょうか。そういったお墓は、生前に建てられたお墓といえます。

また、中国では、生前に墓を建てることは長寿を願う縁起の良いこととされてきました。

生前にお墓を建てることを「寿陵」といいますが、「寿」という字は長寿や幸福を象徴する言葉です。生前にお墓を建てることで、自身の長寿や幸福を祈るという意味が込められます。このような願いが「縁起が良い」とされています。

「陵」という字は"みささぎ"と読み、中国では「皇帝の墓」を指す言葉として用いられてきました。日本においても、天皇の墓を「御陵(ごりょう)」と呼んでいます。

寿陵を建てるということは、仏教の観点から見れば「逆修」といえます。「逆修」とは、自己の善行や修行を通じて、来世において幸福であることを願うことを指します。

おわりに

お墓や寿陵についての慣習は時代とともに変化しています。今までは身内が亡くなった後に建てることが一般的でしたが、近年ではその考え方に新たな視点が加わっています。お墓を建てるタイミングについて、厳格な決まりはなく、自分や家族の状況や、信念によって異なります。

思い立った時が購入の最良の時期ともいえるでしょう。生前にお墓や寿陵を建てることは、自分の未来や家族の未来に対する配慮として選択肢の一つとなります。自身の冥福を願うだけでなく、生前の準備によって、愛する家族を思う心遣いとして、未来の負担を減らすことが可能となります。

生前にお墓を建てる行為は、残された家族の心の重荷を和らげるだけでなく、自分自身の冥福を祈る大切な一歩となっています。近年、このような選択が増えることで、それぞれの人が自分の価値観や信念に沿ったお墓づくりができるようになってきました。その結果、多くの方が自分や家族の未来をより深く考える機会を持つようになりました。お墓を建てる際は、自分や家族の思いを大切にし、適切なタイミングを見極めることが必要です。

監修者情報

渡辺裕
(わたなべゆたか)

1984年生まれ。千葉県松戸市育ち。実家が石材店のため、小さい頃からさまざまなご家族様の供養に触れて育つ。大学卒業後は法人向けソリューション営業に従事し、その後当石材店に勤務。多くのご家族様のお墓の建立に携わり、2017年に4代目店主として代表取締役に就任。終活に関する資格を多数所有し、幅広い知識と経験でお客様に寄り添ったサポートを心がけている。

有限会社 千代田家石材店/代表取締役
一般社団法人 日本石材協会/認定 お墓ディレクター 2級 認定番号 21-200080-00
一般社団法人 終活カウンセラー協会/終活カウンセラー 2級
一般社団法人 日本看取り士会/看取り士
一般社団法人 日本尊骨士協会/尊骨士


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